富山稲荷神社の情報

富山稲荷神社

鎌倉時代の弘長2年(1262年)富山稲荷神社は呉羽山に創建されたと伝えられます。以来5回の遷座を経て、もう一度富山平野を望む呉羽山の中腹に鎮座することとなりました。

富山稲荷神社の由来

富山稲荷神社は、鎌倉時代の弘長2年(1262年)に東福寺の末寺である万松山崇聖寺(ばんしょうざんそうしょうじ)の鎮守社として呉羽山に創建されたと伝えられます。当時の崇聖寺は相当大規模な寺院で、呉羽山の斜面に多くの建物が並んでいたと考えられ、前宮司によって当時の想像図が作成されています。富山稲荷神社は、戦火や神通川の流れの変化などにより、今までに5回の遷座を経ており、昭和57年に創建の地である呉羽丘陵に帰る形で遷座を行いました。御祭神は、宇迦御魂大神、佐田彦大神、大宮女大神、田中大神、四大神で、国土安穏、五穀豊穣、万民和楽の御神徳があるとされています。亀山天皇から賜った「至誠感応成就、護国豊穣施福、稲荷宮」の勅額は前宮司により復元され、御扉の上に掲げられています。

結婚式場ヴィラ・グランディスと富山大学の新樹寮の間の道を上っていくと境内にたどり着きます。途中の道はやや狭いですが、境内は十分広いので自動車の駐車も可能です。呉羽の森に溶け込むように建てられた拝殿の正面から鳥居方向を見ると、ちょうど直線上に立山を望むことができます。どうぞお気軽に訪れてみてください。

富山稲荷神社資料

富山稲荷神社 地図

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